土地の相続はどんな決まりがあるの?

 

相続税はある基準の金額を超えると物凄い金額を納めなければなりません。

 

そんな相続税、一体どんな決まりがあるのでしょうか?

 

この相続税は払わなければ差し押さえなんてこともありますので十分注意してください!


結構な重荷の相続税

 

 

土地を持っている方が亡くなってしまった場合には、土地を相続するために何か決まりというものがあるのでしょうか。
実は、土地を所有する人が亡くなった場合、法律上では土地の名義変更や名義の書換えなどをしなければならないという義務はありません。
義務がないため、実際にはすでに亡くなった人の名義の土地というのは、日本各地に大変多くみられます。


 

 

ただ、この相続の手続きをしなかったことによって、さまざまな問題が起こっています。例えば、自分が相続したと思っていた土地を、他の相続人が勝手に土地を処分してしまった。

 

土地を売却しようと思ったけど、名義変更や書き換えがなっていなかったために、売却をできなかった。というようなことが起こります。

 

そのため、基本的には土地を相続した場合には、速やかに土地の名義変更や書き換えを行うようにしましょう。
名義変更などを行うためには、相続人を確定させる必要があります。

 

複数人の相続人がいる場合には、遺産分割協議書を作成して、相続人を確定させます。
そこで初めて、その土地の所有者となることができ、他の相続人が勝手に処分をすることが出来なくなりますよ。

 

売却などが必要になった時に手続きをすればよいという方もいますが、実は時間がたては立つほど相続登記が出来なくなってしまう可能性が出てきます。

 

相続登記をしないまま、また相続人が亡くなってしまった場合、相続人の人数自体が増えて、全員から遺産分割協議書を作成するために実印を貰う必要が出てきてしまうからです。

相続登記が必要!

 

人が亡くなって、その人が土地を持っている場合、相続人がその土地を相続して使うなり、売るなりすることになりますよね。
そうなると相続した人が管理して、固定資産税なども支払うことになるんですが、亡くなった人から相続するには、「相続登記」というのをきちんと行っていないといけないんだそうです。
そんなこと言われても、亡くなった人の葬儀や遺品整理などで時間がかかることが多いので、なかなかすぐに手続きにいけないこともあるんですよね。
ただこの手続きは期限が定まっていないのでそんなに急いでやっておかなくてもいいようです。
なので葬儀やさまざまな状態が落ち着いてから、手続きについて相談してみても遅くはないそうですね。
ただ、固定資産税の課税の時期をまたいでいたりすると、故人にその通知が行ってしまうかもしれないので、忘れてしまわないうちに手続きについて、調べておいたほうがいいみたいですよ。

 

相続登記しないとどうなるの?

 

先にちょっと触れた相続登記ですけど、これを気がついたときにやっておく必要があるということは分かりました。
ただ逆に期限が設定されていないとすると、ほったらかししていただどうなるのでしょう?
もし相続登記をしないでほったらかししてたら、さまざまなデメリットが出てくるみたいです。
たとえば、その土地を売ろうと思ったときに、速やかに売ることができなかったり、場合によっては相続人が他にいた場合などは、自分の持分のところだけ知らない間に登記してしまって売却してしまうこともあるんだそう。
他にもなんらか思わぬ事故などがあった場合、「不動産賠償」というのが受けられなかったり、相続人が将来的に増えてしまうなどといったケースまであるんだとか。
そんなことをみてくると、やっぱり期限が設定されていなくても、できるだけ早めに動いて相続登記とやらをやっておいたほうが良いってことですね。
ほっているうちにいつの間にかその存在さえ忘れてしまいそうですからね。

 

 

⇒ 土地を持つ・維持するデメリット(相続税)