土地に掛かる固定資産税の計算方法

 

毎年1月1日の時点で土地を所有している人に課税される固定資産税は、一体どのように計算されるのでしょうか。

 

まずこの固定資産税を計算する計算式を紹介しましょう。


固定資産税の計算式は課税標準額(固定資産税評価額)×1.4%(標準税率)によって計算されます。

なんとなくわかるような分からないような、計算式ですよね。
では具体的に1つずつ説明してみましょう。

 

課税標準額である固定資産税評価額というのは、実際に売買されている価格ではなく、課税標準額という独自の評価額を計算に使うことになります。

 

この固定資産評価額は、総務大臣が定めている固定資産評価基準というものに基づいて行われています。
価格を決定するのは市町村調になりますよ。

 

この固定資産評価額は、特例措置が適用されていたり、税負担の調整措置が適用されているという場合には、決定された課税標準額は低く算定されることになりますよ。

 

例えば、住宅用地は住宅1戸当たり200平米以下の場合の小規模住宅用地の場合には1/6、住宅1戸あたり200平米を超えて家屋の床面積がの10倍までの部分については一般住宅用地として1/3を固定資産税として軽減されています。

 

また土地は課税標準額が30万円以下の場合には、課税されません。

 

次に固定資産税率は一律1.4%と定まっています。ただし、市町村が財政上必要がある場合には、これ以上の税率を徴収することが出来ますが、1.7%を超える場合には、納税者からの意見聴取が必要になるんですよ。

 

固定資産税の計算式は課税標準額(固定資産税評価額)×1.4%(標準税率)によって計算これがベースに成ることを覚えておきましょう.。

 

後は減税条件など地域によって細かな決まりが有るのです。