土地を持つメリット(税務対策になる)
土地を持つということにメリットがあるのか。ということはこのところよく言われています。
実は、土地を持っているだけではメリットが高いわけではなく、土地を有効活用することによって、メリットが生まれてきます。
その一つが税務対策になるというものです。
土地は更地の状態では、実は固定資産税も都市計画税も割高になってしまいます。
これは、土地に対して税金の優遇措置が何一つない状態になるからなんです。
相続の場合でも、これは同じことが言われます。
更地の土地の場合いは、相続税も高くなります。でも、この土地に賃貸アパートなどを建設した場合、土地の評価額は2割引きになるという優遇を得ることが出来ますし、賃貸アパートを建てることで現金を使った場合に比べると、建物の相続税評価は、現金そのものよりも6割引きになります。
さらに、賃貸アパートを建設した土地自体も相続税評価額を2割引きになるという優遇措置となります。
実は、この宅地が小規模宅地として相続税評価額を5割引きにすることが出来るケースもあるんです。
賃貸マンションを建設した時の資金をもし金融機関から借り入れていたという場合には、この借金は相続財産からも差し引くことが出来るため、相続財産の総額を低下させ、これも相続税対策になるというものがあります。
土地を持っているからこそ、このような税務対策を行うことが出来るんですよ。
さらに、賃貸アパートなどを経営することによって、建物部分は減価償却をすることが出来ますので、所得税の税対策にもなるんですよ。
注意したいのはトータルで黒字になっているかどうか?が重要です。
税務対策の一環で投資したけど結局赤字に成ってしまったでも意味がありませんからね!