土地を持つ・維持するデメリット(価値相場が変わる)

 

以前は土地神話と言われていたほど、土地は所有していれば価値が上がり、投資物件として土地を所有している、という人も数多くいました。
しかし、今や土地の価値の相場は中々上がることはなく、周りの環境によって大きく左右されますからね。


 

でも、バブル崩壊と共に、土地神話は崩れ、多くの土地は暴落をして、土地を所有していた人は購入価格よりもはるかに土地の価格が下落してしまった。というような方も数多くみられました。

 

土地は持っていれば右肩上がりに価値相場があがる。ということは、今は殆ど聞かれないことですよね。

 

でも、中にはあのバブル期に下がった土地の価格相場は底値だったはずで、今後はゆるやかでも上昇して行くだろう。と考えている方もいるようです。

 

確かにバブル崩壊直後に比べると、ゆるやかに上昇している時もありますが、リーマンショックなど日本以外の経済危機などのたびに、土地の価値相場は乱高下しているのが現状ですよね。

 

土地は持っていれば上がる。ということは一概にいうことが出来なくなっていますし、さらに購入時よりも土地の価値が下がる可能性だってあるんです。

 

あの時、売却していれば、もっと高く売ることが出来たのに。というようなことは日常的にあり得る事なんですよ。

 

ある程度の価格で土地を売る。といういうように計画をしておけば、大きく儲けることが出来ないにしろ、大きく損をすることもなくなりますよ。

 

逆に、下がり始めてしまえば、土地は以外に下がってしまう事もあるものです。価値相場を見極めることは素人には難しいので、土地を持つということにはデメリットが存在しているということが分かりますよね。