土地を持つ・維持するデメリット(固定資産税)
住宅を建てて自分で暮らすための土地ではなく、空き地などとして特に有効活用していない土地を持っているその土地を維持するときに起こるデメリットの一つに、固定資産税がかかるというものがあります。
固定資産税というのは、所有している土地にかかる地方税で、1月1日の時点で、固定資産課税台帳というものに、所有者として登録されている人は納税義務が生じます。
例えば、過去に土地を相続したものの、もしかしたら将来的にもっと値上がりするかもしれないので所有していた。
というような方もいるかもしれません。
以前は確かに土地は所有していればだんだんと値上がりすることがおおく、資産運用の一つの方法として土地を所有していた。という方も多くいましたが、今は理由もなく土地があがるということもほとんどなくなり、逆に土地の価値じたいが下がってしまう。というケースもみられています。
それに、さらに毎年1月1日時点で土地を所有しているということだけで、固定資産税が課税されるんですよ。
地域によっては、固定資産税だけではなく、同時に都市計画税という税金も納税しなければならないケースがあります。
何も有効活用されていない土地であれば、所有していればただ固定資産税や都市計画税を支払い続けなければならない。というデメリットがあるということになりますよね。持っているだけで費用がかかるというのが土地です。これは大きなデメリットではないでしょうか。
古い家ならこんなメリットも…
おじいちゃんから親が相続した土地、古いおじいちゃんが住んでいた家が建ったままになっているものなので、賃貸してもらうにしてもかなり厳しい状況なので、これはどちらかというと、売ってしまう、という選択肢のほうが上という感じなんですよね。
だけどいかんせん田舎のへんぴな場所にあるし、しかも古い家が残ったままなので、その家をどうしたものか、考えてしまっています。
だけどいろいろ調べていたら、古い家が建っていても売れる場合もあるんだそうですね。
それは固定資産税がかなり安い状態になっているので、買うほうにはこれがメリットになるとかならないとか。
価値が高いという風に見られない事で、固定資産税が安く抑えられるのです。
でもそれって売る側からしたら、もしかして買い叩かれるってこと?なんて不安になっちゃいますので、古い家がある状態の評価と、取り壊す費用をかけて更地にして売却する場合を天秤にかけないとダメですね。