土地を持つ・維持するデメリット(相続税)
土地を相続する事で一番悩ましいのが相続税ですね。
相続しても相続税は払えない。
でも土地も売れなかったなんてことに成ったら、別の財産を売らなければならなく成ることも多いのです。
相続税払えますか?
普段生活をしているうえで、相続税のことを考えているという人はあまりいませんよね。
でも、土地を持っている、その土地を維持しようと考えているという人の場合には、この相続税の問題があることをできれば忘れないようにしておきましょう。
土地を持っている人が亡くなると、相続人はこの土地を相続することになります。
まず、相続する際、相続人全員によって遺産分割協議を行い、その土地を相続する人を決定し、相続税の申告や相続登記などを行う必要が出てきます。
これらはさまざな書類を提出する必要もありますし、手続きにも相当な時間がかかってきます。
もし、亡くなった土地を所有していた人が、その以前に相続などによって土地を相続していた場合で、しっかりと手続きを行っていなかった場合などは、より複雑な手続きになってしまい、さらに時間もかかってしまう事もあるんですよ。
もちろん、相続税を支払う必要がありますよね。
相続税は現物主義なので、現金で支払う必要がありますが、相続人が現金がない場合には、財産を処分して納税することになります。
土地を相続したのだから、土地を処分すればよいと考えるかもしれませんが、土地は必ず売却できるわけではないですよね?
最悪の場合、土地は相続した、相続税が支払えない、土地も売れない、他の財産を処分して相続税を支払う必要なある。
というようなことも起こり得るんです。
土地を持つ、そしてその維持をする時には、このような事も考えておく必要がありますよね。